 少子高齢化社会が進展する中で、岐阜県においても、郊外部での高齢化住宅団地対策に加え、街中の空洞化対策、福祉サービスの充実などの街中活性化が緊急の課題となっていました。その解決方法の一つとして「若者も高齢者も含めたすべての世代の人が、安心して街中で暮らすことが出来る駅前開発」にスポットを当て、今秋、岐阜シティタワー43がオープンしました。
1・2階は商業店舗、3階に医療福祉ゾーン・4階は岐阜放送本社・5階から14階までが住宅供給公社による高齢者優良賃貸住宅、15階から42階までが分譲住宅・最上階の43階は展望レストランとなりました。
その中で、3階医療福祉ゾーンは、あらゆる疾患の窓口となる地域医療専門医による診療所、調剤薬局、歯科、美容室、整体、レストラン、音楽教室、保育、デイサービス、訪問看護、訪問介護、そしてアセスメントとリハビリによる在宅復帰とターミナル期の緩和ケア専門の8ベッドが用意されました。
3階のフロアーの特徴は、単に医療・福祉ゾーンのみではなく、豊かな人間の息吹が感じられる小さな一つの街を形成し、幼児から高齢者まで、老若男女が行き交い、関係を築き合う空間です。子供が元来持っている生きる力を引き出す保育、その子供達の親たちの悩みを聴く高齢者、認知症の高齢者と遊ぶ子供達、将来の進路を相談する学校帰りの高校生、あらゆる年代が参加できるゲームを考案する住民とスタッフ、子供を保育に預けて歯医者に通う母親、専門性の高い生活支援のあり方を学びに来る研修生、隣の人のためにお弁当を取りにきた高齢者、長い廊下でリハビリに精を出す車椅子の人、その人が連れてきたネコと遊ぶ子供など、あらゆる姿を見ることが出来るフロアーです。
このフロアーからどんな夢が紡ぎ出されるか、どうぞご期待下さい。 |
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